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​電柱番札の見方

森ケ崎.jpg

​標準的な例

電柱を見上げた時、基本的に道路側(稀に裏)に2つの白い板が柱体に見えます。

これが番札です。とても分かり易い説明ですね!(笑)

でも、くれぐれもクルマに気を付け、通行の妨げにならないよう見上げて下さい。

 

この例では、この柱はNTTでは「球場支 2/47」と呼ばれ、電力会社では「森ケ崎 190」と呼んでいることが分かります。

さて、NTTの支は支線、幹は幹線の意ですのでクロニクル的には「球場」のみを採り上げることになります。

また電力の「森ケ崎」は大田区大森の旧地名かな?として採り上げます。

地名とは限りません、勘を発揮しましょう。この辺は連想ゲ-ムの感覚ですね。

但し、何処で撮影したかは珍説の検証のため、必ず記録しましょう。

因みに、下の板がこの電柱の所有者で、上の板が共同利用している者です。

上がお客さんと覚えましょう。(但し、地方によっては逆の場合があります。

各自で各社のHPを確認してください。所有者標がある柱もあります。)

この例では所有者はNTT東日本で共同利用者は東京電力ということになります。

当然、この立場が逆のケ-スもあります。

 

この様に複数社が利用している場合を共架柱といいます。(電力会社のみで共架者がいない事もあり得えます。この場合,番札一枚でいい訳です。)

この共架柱の道路の反対側に より細くて短い電柱がある場合があります。

その柱はNTT専用柱(本来の電信柱)で当然一枚のNTT番札のみとなります。

 

素材により木柱、コンクリ-ト柱(コン柱)、鋼管柱などがありますが番札の基本は同じです。

(街には、この二大電柱所有者以外の電柱も稀にありますが、クロニクル的意味が今まで見られないので対象から除外しています。)

 

さて、電柱は名前+番号(RやLその他アルファベットも付くこともありますが、

その意味は専門的になりますのでここでは省きます。まあ同じ名前の兄弟がその番号ぶん居ると思って下さい。どのみちクロニクル的には関係ありません。)

これで、電柱は一本一本、番札で名付けられている事がお分かりになりましたね。

​この写真例のブログをブログ欄に書きました。合わせてどうぞご覧下さい。

<追記>

クロニクル柱を探すついでに、街の危ない電柱も見つけて世間に貢献しませんか!

見る所は2点です。

1.電柱は全長の1/6は埋まっていること

その位置は地際線と云う黒い線で必ず示され、通常地中で見えないものです。

道路から30cm前後位上に白い線が見えます。もしこの白線の下に黒線が見えていたら、根入れが足りないということです。倒壊の危険があります。

急いで所有者(電力、NTT)に連絡しましょう。

2.クラック(亀裂)がある。

髪の毛以上に太い亀裂(頭上の先端が2個分位根元より湾曲している等)がある。

それ以下の太さでも斜めに亀裂(想定外の力が入っている、衝突された等)がある。

急いで所有者(電力、NTT)に連絡しましょう。

以上飽くまでも目安です。それぞれ事情があり対策が打たれている場合がありますので、過度に心配せずに先ずは連絡して話を聞いて見て下さい。

簡単でしょう、早速「馴染の街の新しいを発見。」に出掛けてみましょう!

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